創業者メッセージ
多くのお父様やお母様は、お子様を授かった時にある覚悟を決めるでしょう。
覚悟を決めたはよいが、なにから取り掛かればよいかわからずに手探りとなってしまうのが子育てです。手探りでありながらも、お子様の成長とともに少しずつ母親・父親になっていきます。
お子様を授かるとお母様に対する負担はとても大きくなります。育児、家事そしてお仕事に奮闘し、悩みながらもひとりのお子様の命を育て上げ社会に送り出すということに私は尊敬の念をいだきます。
ところが社会では、子育てと仕事を両立しようとしたとき、誰かの助けを必要としているのに諦めなければならない人が多くいます。
障がいを持ったお子様ならなおさらかもしれません。
こういったことはお父様お母様を笑顔にしないばかりか、世の中の働き手の機会損失にも繋がっていると考えます。
人は何かを必ず表現しようとします。
歌や楽器、小説であったり、勿論エンジニアやプログラマーも広い意味で一種の表現者だと私は思います。そういうものに対する吸収力は子供のころに形成されると感じています。そもそもそのような方々は歌が好きで歌っているし絵描きは絵が描きたくて描いているのだと思います。
私たち大人は子供に期待をします。本人の負担にならなければ期待をすることはよいことだと思います。
何々になるという選択が見つかるまでは決めつける必要もないし発想を狭める必要もないと感じます。決めつけることにより逆にそこを飛び出さないように注意すら払うようになります。せっかくの才能をも制限することの無いようにしたいと考えています。
お子様の"好き"を見つけるお手伝いができればと思います。
強引なことをお子様は嫌います。まずはじっくりとお子様とお父様お母様と向き合い、お子様の可能性を狭めることの無いよう支えていきたいと考えています。
障がいを持ったお子様に不安のない環境を提供し、学校と家庭、そして社会への架け橋となるように、私たちは社名に『PONTE』を採用いたしました。『PONTE』とはイタリア語で橋という意味です。
お父様お母様が心と身体がいっぱいいっぱいになってしまっては家庭での笑顔もなくなってしまいます。
歓びながら子育てができる社会を構築することが私たちの使命であり、学校と家庭そして社会へと密接に繋がり、結果として、抽象的ではありますが子どもたちの笑顔が増え、それを見守る家庭も笑顔であふれるような施設づくりを私たちは目指して参ります。
株式会社PONTE / PONTE INC.
ファウンダー&代表取締役 髙橋 剛